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Physiolatery
日本は昔から、自然や自然現象に神秘的力を信じて、崇拝していました。
伝統芸能である華道も、あらゆるものに精霊や神様の魂が宿ると信じて、植物を立てて、神様を招くために始められたものです。
また、日本のデザインの原点でもある琳派は、 自然の美しい姿・形を形象化して装飾的な表現を見出しました。
今季のKEIKO NISHIYAMAのテキスタイルには、琳派の画風や、生け花の哲学に着想を得て、自然物を讃えて、その美しさや自然を生かしたデザインを表現しています。
不要不急の外出自粛を余儀なくせざる終えなくなった1年と半年、
普段気に留められていなかった、花々や草木、鳥のさえずり声、
目で見る物だけでなく、匂いや音によっても気持ちが落ち着く事を気づかせてくれました。
その気持ちを忘れないように、テキスタイルに込めています。